採択企業インタビュー

株式会社RedDotDroneJAPAN

自動航行、遠隔操縦に軸を置いた
ドローンパイロット育成事業

実証事業に参加したきっかけを教えてください
今後ドローンに関連する案件は、人が操縦する場面がどんどん少なくなり、ソフトウェアを通した自動航行や遠隔操作が主になってくることが予想されます。そして、ドローンのスマート化や通信を利用した運用が増え、ドローン飛行レベルもレベル3,4が増えてくると期待される中で、次のフェーズを踏まえたパイロット育成環境が必要になってきます。またドローンオペレータ自体もまだまだ少なく、間口を広げることも業界として急務であると考えていました。
サンガスタジアムがドローンの遠隔操縦に適している施設であるため、こういった取り組みが行いやすいと考え、参加を決めました。
本事業でどのような実証を行ったのか教えてください
eスポーツを楽しむような若い世代向けのドローン体験会、既にドローンパイロットとして活躍する方向けにソフトウェアを使った自動航行や遠隔操縦の勉強会や体験会を催しました。
具体的には、子ども達には屋内でのドローン操縦を体験してもらい、プロの方にはフィールドで実際にドローンの遠隔操縦を体験してもらいました。
亀岡市で実証して良かった点を教えてください
特に子ども向け体験会は、亀岡市のLINEグループによる集客効果が最も大きく、想定の倍以上の申し込みがあり、継続的な開催を期待している声が多かったことです。プロ向けの勉強会も亀岡市だけにとどまらず、近隣のドローン事業者さんに参加していただけた点が挙げられます。
今後、どのように実証事業を展開していくのか教えてください
遠隔操縦を軸に弊社開発のSkyCoachなどのソフトウェアやドローンポートに代表される先進的な機器をいち早くデモンストレーションし、他地域では体験が難しいソフトウェアを使った飛行を先んじて体験できる点を売りとして、地域のドローンパイロットの意識とスキルセットの向上を図るプログラムを展開していければと考えています。また子ども向けイベントも継続して開催できるように運用を工夫しつつ、サンガスタジアムと連携して進められたらと考えております。

実証事業の様子

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サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証事業運営事務局(吉田・畠田)

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